




長年連戦連敗を続けた男
下山トレーダは続けます。
過去このスクールの生徒で、このような人がいました。
株で負けて、FXで負けて、先物の負けて、いろんな本読んで負けて、色んな人に会って負けて、いろんな先生に従ってやってみて負けた、という人。
相当長いトレード歴の持ち主で年齢は50過ぎ。
トレード歴は長いんですけども、ずっと負け続けている。
「私には才能がないと思うんですけども私でも勝てますか」という方がいらっしゃいました。
私は「おそらく多分今までのやり方とは違うんで、勝てますよ」と言いました。
「じゃあ頑張ります」と言って、はじめたわけです。
はじめたんですけどもでも今までの経験からやっぱり不安になるようで、「あの、本当に私勝てるようになるんでしょうか……」「先行き不安です……」「胃が痛いです……」という話をよくしてきました。
私のアドバイスはこうです。
「メンタルがそんなにきついのであれば、投資しない方がいいんじゃないですか。やめたほうがいいと思います。ただ投資で勝ちたいのならば、私の手法をやった方がいいと思います。投資やるんだったら私のやり方をやった方がいい、私のやり方をやらないのなら、投資自体をしない方がいい」
するとその人は「私頑張ってみます」と言ってはじめました。
結局続けたところ、その人はめちゃめちゃ勝てるようになったなりました。最大だと1年間で8倍。
なぜ連敗地獄を脱出できたのか
でも断っておきますが、「すぐ8倍になるんだ」と思ったら大間違いですよ。
というのもその方は1年目はマイナスを出したのです。1年目になんでマイナスになったかというと、やり方自体はプラスを出してたんだけれども、他のやり方でマイナスが多くてトータルでマイナスになってしまったからです。
その人の転機になったのは、3.11の震災の時でした。
他のやり方は全部全滅してマイナスを出していたけれども、私のやり方だけが利益を出していたことに気付いた。
それでその人は、「リスクヘッジだと思ってたものが、実はリスクだった」と気付いた。
それから一本に絞ったところ8倍勝てるようになった。
「今まで負けてた」という人は、この株式スクールの生徒でも非常に多い。
もちろん勝っていた人もいないことはない。
「勝ってたらスクールに来る必要ないんじゃないかな?」と思うんですけれども、このスクールを知って、このやり方でもっと勝てるんじゃないかと思ったという人がいるんです。
そして「結果はどうでした?」と聞くと「段違いで勝てるようになりました!」とのこと。
本当に私は投資をやった方が良いと思います。
なぜなら、今給料をもらって生活している人が多いと思うんですけども、体壊した場合大丈夫ですか?これからどんどん消費税上がっていきますし、年齢年金受給年齢が上がっていきますし、医療費も上がっていきますけど、何もしなくていいのかな?と思うからです。まあ、余計なお世話だと思うんですけれども。
「怖い」人はどうすればいい?
話を戻します。
後ろ向きな理由っていうのは挙げだしたらきりがありません。
いろいろなことにネガティブな要素なんていくらでも考え出せる。ただ「リスクとリターン」というか、もっとトータル的に考えるべきです。だから株に向いていない人って本来いないはずです。
やる気がある人であれば向いています。やる気がない人は向いていません。
もし「怖い」とか「不安だ」という方がいらっしゃったら無意味に怖がるんじゃなくて、その正体を突き止めるといいです。
「何で怖いんだろう?株で損したらどうしよう?」と思うならば、損する状況ってこういうことかな、とはっきりさせて、その状況に対する対処法を見つければいいわけです。
「アイスを食べたい」と言っても一歩を踏み出さなければアイスが買いに行けないわけです。
「その時に雨降ったらどうしよう……」傘持っていけばいいじゃん。
「転んだらどうしよう……」起き上がればいいじゃないか。
「車にはねられたらどうしよう……」交通ルール守ろうよ。
「危険トラックで突っ込んできたら……」頑張って。
危険トラックはさすがに運が悪いし、どうしようもないかもしれないですけれども、でもちゃんと対処すれば、危険トラックにはねられる確率よりも、アイスを買って、アイスを食べられる確率の方が断然高いです。
まとめ
ちょっと話がずれたかもしれないですけれども、要は覚悟を持って前向きなこと。
ただし楽観的すぎる人もあんまり良くないです。
まあどっちかというと楽観的過ぎる人のほうがいいんですけれども。なんで楽観的すぎる人が良くないかって言うと、楽観的過ぎると調子乗っちゃうんです。
トレードってやっぱりルールがあってそれを守れなくなる。
うちのスクールの読者でも非常に多いんですけれども、「このやり方が私に合ってた!」とか「私に合ってる!」とかはじめてトレードをする方は「私に才能がある!」とか。
「だからついちょっとぐらいルールを外れても大丈夫だろう」とつい思っちゃう方が多いんです。やっぱり守っていただく人の方が向いていることは確かです。
でもとりあえず「私には才能ある!」「私には才能がない!」ではありません。
一番株に向いてない人っていうのは、後ろ向きな人。
では今回は、以上で終わりたいと思います。